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ホテル パルク・サン・セヴランが10世紀から14世紀までフランス歴代王の住まいであった場をご紹介いたします。12世紀にはサント・シャペルが増設され、14世紀にフランス国王の居城が移された後に一部が国の牢獄となりました。
サント・シャペルはシテ宮の旧広場を占めていたことからサント・シャペル・デュ・パレ(シテ宮のサント・シャペル)とも呼ばれています。12世紀に聖ルイ(サン・ルイ、ルイ9世)の王政の下、今日 パリ・ノートルダム大聖堂に収蔵されているキリストの荊冠を保存する為に建造されました。サント・シャペルは1862年に表面積600 m²に及ぶステンドグラスと共に歴史的建造物に指定された、まさにゴシック芸術の宝石です。他の建物とは反対に、壮大な高さに広がるステンドグラス芸術の優雅さと繊細さによって際立っています。1790年よりサント・シャペルは信仰の場としての役割を失います。今日、多くのクラシック音楽のコンサートがここで行われています。美しい空間の中での室内楽のコンサートをゆっくり楽しまれることを皆様におすすめいたします。
ケ・ド・オルロージュ(大時計河岸)に沿ったコンシェルジュリ―はまずは歴代フランス国王の居城だった時代に財政管理の場として使用され、その後14世紀にシャルル5世とその後継によって放棄されてから19世紀まで牢獄として使用されました。コンシェルジュリ―はパリの最も古い牢獄です。恐怖政治下にはマリー・アントワネット、ロベス・ピエール、ネイ元帥を含む2000人以上がコンシェルジュリーに投獄されました。今日、フランス王妃の独房を見学することができます。